佐渡島庸平/コルク代表

2002年に講談社に入社し、週刊モーニング編集部に所属。『バガボンド』(井上雄彦)、『ドラゴン桜』(三田紀房)、『働きマン』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)などの編集を担当する。2012年に講談社を退社し、作家のエージェント会社、コルクを設立。

「つくり方」、「届け方」、「あり方」の新しい形に挑戦する。  『コルクインディーズ』 始動記念イベントレポ

★今回はイベントレポートです(執筆:井手桂司)

設立以来、コルクは新しい作品の「つくり方」はもちろん、新しい「届け方」も模索し続けてきました。

雑誌で連載をして単行本を出すことだけがすべてではなく、今の時代、作家だって、グッズをつくってもいいし、イベントをやってもいいし、ファンクラブを持ってもいい。作家それぞれの個性に応じた、もっともっとできることがあるはず。

そう信じるからこそ、既存の雑誌

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自分に対してできないことは、他人にもできない

人が成長するのは、自分のブラインド部分に気づき、自らそれを変えようと努力した場合だけだ。

そう考えて、自分のブラインドを探すために、コーチングを受けている。

「自分に対してできないことは、他人にもできない」

すごく当たり前のことをドヤって書いているが、このことが僕にとっては、ブラインド部分で大きな気づきだった。

子育て、新人漫画家の育成で、リラックスさせて伸ばすことが、僕はうまくない。その

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「おもしろい」は消費されるが、「カッコいい」は時代を超える。

凄まじいスピードでコンテンツが消費され消えていく。

丁寧にプロが作れば、注目される時代は終わってしまった。

一時的な熱狂を起こすコンテンツがあったとしても、次々と人々の関心は移り変わっていく。大きく話題になった映画、小説、アニメなどの作品も、数年が経つと、ほとんどの人はうっすらとしか記憶していない。

そんな時代において、記憶に残る作品を作るためには、「カッコいい」とは何かを考えることが非常に

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どんな境遇の人でも選択肢が得られる社会へ。 乙武さんと小説『ヒゲとナプキン』について話す。

★コルクラボのイベントレポートになります。
(執筆:代 麻理子 / 写真・編集:井手 桂司)

「実現したい社会があります。それは、どんな境遇の人でも、なるべく平等な機会や選択肢が得られる社会です。境遇はくじ引きのようなもの。本人が望まずに引いたくじにより、差がつくのはおかしい」

こう語るのは、作家の乙武洋匡さん。

98年に出版された『五体不満足』の後、メディアを中心に活躍された乙武さん。現在

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漫画の『五線譜』を追い求めて

これまで編集者として、マンガ家との打ち合わせを15年近くしてきた。

でも打ち合わせは、いつも自分の感覚に頼ったもので、体系的ではなかった。インターネットの中では、全てが民主化されている。料理を作る、写真を撮る、動画を作るといった特殊技能も、民主化され、産業構造が変わっていった。

漫画も編集も、ネットの中で民主化される。時間軸はわからないが。僕は、その一翼を担い、スピードをあげたいと思っている。

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【お知らせ・申し込み終了しました】 SNS時代のプロマンガ家を生み出すコルクインディーズ始動!『記念トークイベント』を7月16日(火)に開催。

《追記(2019年7月1日、19:00)》
遠方から参加表明頂いた方々の熱い思いに応えて、応募形式を抽選から先着順に変更しました!これまで応募頂いた方は全員参加確定です!当日お会いできることを楽しみにしています!

コルクの佐渡島です。

現在、僕が最も精力を注いでいるのは、新人マンガ家達と一緒に、マンガのあり方を進化させるヒット作品を生みだすことです。

世の中の根本の価値観を揺るがすであろうイ

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