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コルク佐渡島の『好きのおすそわけ』

『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』などのマンガ・小説の編集者でありながら、ベンチャー起業の経営者でもあり、3人の息子の父親でもあるコルク代表・佐渡島庸平の思考を「おすそ分け」していくマガ… もっと読む
表では書きづらい個人的な話を含め、日々の日記、僕が取り組んでいるマンガや小説の編集の裏側、気になる… もっと詳しく
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記事一覧

まきこまれ上手こそが、人生をより楽しめる

新しい視点を得るために、普段とは違うポジションの経験は重要だ。 そうした話を、先日『見え…

他者の足跡を追うことで、自分は何者かを知る

「成長し続けることが重要」という考えは、一般的なものにみえる。だが、人生において大切なの…

どういう“枠組み”を持つと、自分を夢中にできるか?

“今後……二度と「頑張る」とは言わない。 「全力」「がむしゃら」「必死」。これらの言葉も…

見えないものに気づく、大胆なポジションチェンジ

何かが「無い」ことに気づくことができても、何かが「ある」ことに気づくのは難しい。 ありが…

作品づくりの“根っこ”にある、南アフリカでの3年間

「どんな作品を、自分は世に送り出したいのか?」 編集者という仕事をする中で、何度も繰り返…

「欠点」と「弱点」の違いと、それぞれの向き合い方

世の中には、似たような意味合いだが、実は使い方がずいぶん違う言葉がある。 そのひとつが、…

子どもに“委ねる“覚悟と、子離れの難しさについて

期待を手放し、相手を信頼し、ただただ見守る。 子育てをしていると、この「見守る」について、たびたび考えさせられる。そのことを、ぼくのnoteではこれまでに何度も書いてきた。 ぼくのnoteを定期的に読んでくれている人なら、我が家の息子たちの不登校ぶりについてはお馴染みだろう。ウチには3人の息子がいるが、誰かが学校に行き出したら、誰かが学校に行かなくなる。 不登校が悪いことだとは思っていない。 ただ、学校に行くと言い出して、また行かなくなって、それが何度も繰り返されると、

どんな世界でも、「やりすぎる」は体現できる

コルクでは、行動指針のひとつに「やりすぎる」を掲げている。 新人時代は、とにかく「スピー…

目には映らない、街に漂う「文化の香り」

先日、アブダビに出張し、数日間滞在した。 アブダビといえば、中東でも屈指の近代都市だが、…

型を固めることで、「オルタナティブ」は生まれる

どうやって編集者が育つ組織をつくりあげていくか? ぼくのnoteで何度も触れているが、コルク…

コルクが目指す創作とは、「ネタづくり」ではない

先日、映画『PERFECT DAYS』の共同脚本・プロデュースを担当した高崎卓馬さんと対談するイベン…

編集者自身の世界を変える、作品づくりのあり方

「物語の力で、一人一人の世界を変える」 このミッションをコルクでは掲げているが、自分の世…

自分のポジションを手放す、大切さと難しさ

どうやって編集者が育つ組織をつくりあげていくか? 新年投稿した『コルクで実現したい、編集…

自分を知る手掛かりとして、物語を読み返す

ぼくのnoteでは「自分を知る」ことの重要性を繰り返し書いてきた。 何に喜びや安心を感じ、何にストレスや不安を感じるか。それは人によって全く異なる。だから、はじめから万人にとって「居心地のいい居場所」なんてものは存在しない。 自分がいる場所を「居心地のいい居場所」にしていくには、「自分にとって“居心地がいい”とは何か」を知る必要がある。 そして、それぞれが自分の居心地について理解し、お互いに共有できるようになれば、居心地のいい時間を増やしていける。 40歳を迎えた頃から