佐渡島庸平(コルク代表)
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リアルかオンラインか…は、的外れな問い
Clubhouseやポコチャは、なぜ流行っているのだろう? オフィスは、リアルとオンライン、どちらがいいのだろう?
全く関係ない二つの問いをつらつらと考えていたら、頭の中でその二つが、一つの問いになり、自分なりの答えがでた。
同期コミュニケーションか、非同期コミュニケーションか。この軸で観察するといいのではないか?
リアルかオンラインかの二項対立で考えてみたり、どのSNSがいけているのかを
【マンガ専科本先出しnote】マンガ家を一生の仕事にするための8つの目標管理
「コルクラボマンガ専科」では、これまでマンガ家に必要なマインドとスキルをお伝えしています。いよいよ終盤を迎える今回は、マンガ家を一生続けていく上で必要な8つの目標管理の視点をお伝えしていきます。
◆マンガ家を一生の仕事にしていくために必要な目標管理これまでは、【マンガ専科本先出しnote】においてはマンガの描き方を中心にお伝えしてきました。今回は、実際にマンガ家として一生を過ごすための方法をお伝
取材がうまい人は何が違うのか?
編集者をやっていると、欠かせないのが「取材」だ。
マンガ編集者というと、華やかな響きがあるかもしれないが、実際は泥臭い仕事が多い。連載がはじまれば、作家がストーリ作りに専念できるように、参考になる資料を探したり、裏付けとなるデータを見つけたり、詳しい人に話を聞きに行ったりと、作家の代わりに様々な調べ物をサポートする。
そうやって集めてきた素材を作家がどう料理するのかを、間近で見れるのが編集者の
その人の本質は、お金の使い方に表れる
「あの人は成功しているよね」
そんな風に僕らが言うとき、うまく稼いでいる人を指していることが多い。
しかし、お金は手段でしかない。稼いでも成功ではない。お金があっても不幸せな人はたくさんいる。お金をうまく使っている人こそが成功している人だ。人の本質はお金の使い方にこそ表れる、とぼくは思う。
いいお金の使い方からは、意志を感じる。世の中を、このような方向へしていきたい、という意志を。
ぼくは
【マンガ専科本先出しnote】描きたいテーマの見つけ方
コルクラボマンガ専科に参加した方は、山田ズーニーさんのワークショップを受けていただき、「伝えたいことを見つけて言葉にする力」を育みます。ワークショップでは効果的に自己を掘り下げていくことが可能です。
今回のnoteでは、僕の視点から一般化(言語化)したコンテンツを中心にお届けしていきたいと思います。あわせて、ズーニーさんの『伝わる・揺さぶる! 文章を書く』も参考にしていただくと効果的です。
今回は
40歳を超えると、"原点"に触れたくなる?
平野啓一郎の『マチネの終わりに』の中にこんな一節がある。
「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか?」
では、どんな時に未来が過去を変えるのか。
すごくシンプルな話で、振り返る時だ。振り返る度に、新しい意味が付与されて、過去の意味が変