佐渡島庸平(コルク代表)
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創作を願望で終わらせない。物語をつくる者の責任の果たし方
物語を創作する魅力とは、作品に触れた人の心に大きな影響を与えられることだ。
あのマンガや小説のおかげで救われた。生き方が変わった。自分を奮い立たせることができた。そんな風に、読み手の感情を揺さ振ることができる。
だからこそ、物語の創作に関わる者は、そのことに強い責任を持たないといけないと僕は感じている。
例えば、『宇宙兄弟』では、未だに原因も治療法も解明されていないALS(筋萎縮性側索硬化症
起業とは、「あなたが好きなあなたになる」ための方法のひとつだ。 【DJ編集者としての連載 #02】
コルクを起業した時、たくさんの先輩起業家たちが僕を助けてくれた。
彼らは僕がどんなビジネスアイデアを持っているかは、大して気にかけてはいなかった。創業当初のアイデアなんて、遅かれ早かれ壁にぶち当たり、カタチを変えていってしまう。それより、起業という大きな挑戦に踏み出した姿を評価し、応援したいと手を差し伸べてくれたのだ。
実は今、コルクラボから起業するメンバーが徐々に現れて始めている。
コルク
最も辛い時こそ、人生の宝物と出会うチャンス。 経沢香保子さんと「困難の乗り越え方」について話す。
「正しい努力をすれば何でも叶えられると信じていました。でも、子供の難病という自分のチカラだけではどうしようもない現実に直面して、考え方が変わっていったんです」
こう語るのは、オンラインベビーシッター&家事代行マッチングサービス『キッズライン』を運営するキッズライン代表・経沢香保子さん。
2012年に女性に特化したマーケティングを展開するトレンダーズの代表として、女性最年少(当時)で同社を上場に
人生はリセット可能なのかもしれない
人間は生きている限り、自分からは逃れられない。「人生はゲームと違ってリセットできない」とよく言う。
でも、人生をリセットすることが、これからの時代は、可能かもしれないと、最近僕は考え出している。
VRの世界でアバターになると、現実をリセットできる。
それは、VRの世界を過大評価していると感じる人がほとんどだと思う。僕は、これから技術で世の中がどのように変化するのか、いち早く体感したいと思って
編集者は情報のDJであり、ソムリエでもある。
編集者とは、クリエーターをサポートする役割だ。それは、今も昔も変わりがない。
サポートとは、具体的に何を指すのか?
シンプルに言うと、作家の価値を最大化することだ。そして、価値を大きくするとは、影響力が大きくなるようにすることでもある。
昔はメディアが、影響力の拡大装置だった。なので、編集者は、社内で調整をして、そのメディアにクリエイターを載せるだけで、影響力を大きくすることができた。
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