佐渡島庸平(コルク代表)
記事一覧
編集者のぼくが"演劇"に出演する理由
40歳を超えた頃から、自分を規定することをやめようとしている。
20代は自分が何者かと定義したいと気持ちだったが、少しは自分がわかってきて、流されるのが怖くなくなってきたという感じだろうか。
編集者だったらこうすべき。社長だったらこうすべき。父親だったらこすべき。自分で勝手に規定していた沢山の「べき」に気づき、それらを意識して手放していく。そして、流される。
すると、新しい自分に出会うことが
福岡と東京の二拠点生活で感じる、変化の兆し
今月、家族での福岡への引っ越しを実行した。
昨年10月頭に『福岡への移住を、真剣に検討中!』というnoteを書いた時には、家族の合意もまだ取り付けていない状態だったので、半年間で実行に至ったのは、自分でも驚いている。
こんなに短期間で移住を決行できたのは、妻の存在が大きい。
家族で福岡を見に行って、具体的な生活を想像するようになると、妻が一番乗り気になってくれた。物件情報をどんどん集めてきて
微額でもいいから、”稼ぐ”を最初の目標に据えるすゝめ
「どうやったら、"プロ"の〇〇になれるのか?」
プロのマンガ家、プロの作家、プロのライター。職業柄、ぼくは、こういう相談を受けることが多い。
でも、プロという言葉の定義が「お金を稼ぐこと」だとすれば、プロにはすぐになれる。なぜなら、インターネットによって、様々な職業のプロとアマの境界が滑らかになってきているからだ。
例えば、ライターという職業も以前は、書籍や雑誌に掲載される原稿を書き、出版社
組織のクリエイティビティを高める鍵は、定義と共通認識
コルクを創業して、来年で10年目になる。
様々な個性のクリエーターを支援するには、編集者の育成が不可欠。僕自身だけでなく、どうやってメンバーの編集力を高めるかは、コルクを経営するなかで重要な課題だ。
そして、この課題について考える時、いつも刺激をもらう存在がいる。
リアル脱出ゲームを中心としたイベントの企画・運営を行うSCRAPだ。
SCRAP代表の加藤さんとは、リアル脱出ゲームの全国ツア