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福岡と東京の二拠点生活で感じる、変化の兆し

今月、家族での福岡への引っ越しを実行した。

昨年10月頭に『福岡への移住を、真剣に検討中!』というnoteを書いた時には、家族の合意もまだ取り付けていない状態だったので、半年間で実行に至ったのは、自分でも驚いている。

こんなに短期間で移住を決行できたのは、妻の存在が大きい。

家族で福岡を見に行って、具体的な生活を想像するようになると、妻が一番乗り気になってくれた。物件情報をどんどん集めてきてくれて、今の家も妻が見つけてきてくれた。ぼく独りでは「移住したい」と思いながらも、腰が重いままで、先延ばしを繰り返していたかもしれない。

いま住んでいるところは大きな窓が沢山あって、光が家の中に沢山入ってきて気持ちがいい。また、歩いてすぐの場所に、園内に動植物園もある大きな公園がある。家のそばに緑豊かな場所があり、静かなのも、ここに決めた大きな理由だ。

去年、会社をリモート中心に変えてから、打ち合わせは基本的にビデオ会議にしているが、ぼくは外を歩きながら参加している。椅子に座り続けていると、思考が淀んでくるし、腰が痛くなる。都内を歩くよりも、家の近くの公園を歩きながらビデオ会議するとすごく気分がいい。

今のところ、福岡に移住しても、仕事に支障は出なさそう。オンライン環境がこんなに整っていると、どこにいても仕事ができる。むしろ、SNSなどで定期的に発信していれば、物理的距離は離れていても、心理的距離は近いかもしれない。

今後は、月の半分を福岡、もう半分を東京と、二拠点生活の予定だ。まだ、引っ越して間もないが、いい方向に自分が変化していく兆しを感じている。

「変化」は、ぼくが大切にしているキーワードだ。

ぼくが様々な人達と接する中で、素敵だと感じる人の共通点は、変化を恐れていないことだ。目的はブレなくても、手段は気軽に変えている。

振り返ると、ぼくのこれまでは、自分の変え方を探る選択の連続だった。

出版社を辞めて、コルクを起業したこともそうだし、子供ができたことも。コルクラボを立ち上げたこともそうだし、経営者のコミュニティに入ったことも。Youtubeや演劇に挑戦していることも、自分を変える工夫のひとつだ。

だが、住む地域を外部要因ではなく、自分から変えることは、ぼくにとって初めての選択だ。

住む場所を変えることは、当然、付き合う人や時間の使い方にも大きな影響を及ぼす。

早速、福岡に住む知り合いの経営者から声をかけてもらって、糸島を拠点に活動する『雲孫財団』に関わるようになった。

「雲孫(うんそん)」という言葉は、自分から数えて九代めの子孫を指している。曾孫(ひまご)や玄孫(やしゃご)の先にある、自分の親族について名付けられている、一番先の子孫を意味する言葉だ。この雲孫財団では、とにかく雲孫のためになる活動をする。

この活動に関わるようになってから、自分のアイディアが、500年から700年くらい先の人にも役立つものなのかと振り返る。そんな長い目で物事を考えることは滅多にない。早速、思考が変わり出しているのを感じる。

同時に、東京での時間の使い方も変わりそうだ。

これまでは自宅と職場が地続きだったが、家族は福岡で暮らすため、東京ではひとりの時間が多くなる。集中して考え事をしたり、じっくりと読書をする時間は、東京がメインになるだろう。

いまは、この二拠点生活によって、自分がどう変わるのかを純粋にワクワクしている。

今回は、二拠点生活をはじめたばかりの自分の感情を記録しておきたいと思って、こういう記事を書いてみたが、今後も自分の変化を記録していきたいと思う。同時に、二拠点生活を検討している人にとって、何かしらの参考になれば嬉しい。


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佐渡島庸平(コルク代表)

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佐渡島庸平(コルク代表)

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