佐渡島庸平(コルク代表)
記事一覧
正解主義の「では」派と、なぜなぜ主義の「とは」派
「では派」「とは派」という考えが好きで、頭の中でよくそのことについての思考を転がす。
この「では派・とは派」は、何者でもなく、何者にもなる予定がない男・石川善樹が言い出した。(予防医学者という肩書きから、このような新しい肩書きにしたいらしいので、周知のお手伝い)
・では派→「○○では?」と事例を紹介する人たち
・とは派→「△△とは?」と自問する人たち
では派は、「ハーバードでは…」「ハリウッ
お金を何に支払ってもらうのが幸せか?
プロに無償で仕事を依頼することの是非を論じる投稿をよく目にする。
「友達だからといって、タダ同然で依頼するなんて非常識」
「技術を磨くのに時間とお金がかかっているのだから、無償は失礼」
「値引きや無償の依頼は、プロへの敬意がない」
大抵は、このような「プロにはお金を支払うべき」という論調が強い。
こういった投稿を見るたびに、ぼくの心はざわつく。もちろん僕だって「無償で本を編集してください」と
神様にフェイントをかけてみる!
日常を楽しくするマイルール。
ぼくの場合は、「乗っかってみる」だ。
人は誰しも心の中に偏見を持っている。ぼくが知っている自分自身の姿も、ぼくの偏見が反映されている。自分を完全に理解することは不可能という前提で、少しでも多く理解したい。「己を知る」が起きると、人生は楽しくなっていく。
そして、自分の知らない「己を知る」一番の近道が、他人からのアドバイスに素直に乗っかってみることだ。
ぼく自身
「もう、おっさんだからさぁ」って僕が言う理由
最近「もう、おっさんだからさぁ」と言う時がある。
以前は違った。
自分を「おっさん」と見なすことは、自分の成長を止めるかなと思ってた。気持ちを若く保ち、挑戦し続けるために、自分のことをおっさんとは思わない方がいい。自分の中では、20代の時とそんなに感覚が変わっていない。だから、若い気持ちのまま行動し続けようと考えていた。
でも、最近、その僕の姿勢は、コミュニケーションの障害になっているかもし