佐渡島庸平(コルク代表)
コルク代表・佐渡島のnoteアカウントです。noteマガジン『コルク佐渡島の好きのおすそ分け』、noteサークル『コルク佐渡島の文学を語ろう』をやってます。編集者・経営者として感じる日々の気づきや、文学作品の味わい方などを記事にしています。
記事一覧
物語の力で、一人一人の世界を変える「チーム」を目指して
コルクは、ミッション・ビジョン・バリューを作り直した。
会社は有形と無形の資産、両方を作り上げる。有形の資産は、お金の価値が下がってきているのと同様に、相対的な価値は下がってきている。これからは、無形の資産をどのように積み上げていくかが、企業には問われてくる。
SNSによって「信頼」「共感」といった無形の資産が可視化され、個人はそれを貯めやすいために、インフルエンサーが生まれ、会社を超える影響
「わからない」まま、「わかろう」と続ける
大学に入学してすぐ、教授にこんなことを言われた。
「18歳の君たちは、世の中でもっとも保守的です。教科書に書いてある『わかったこと』ばかりを頭に詰め込んでいる。でも、革新的なことを考えるには『わからないこと』を学び続けないといけない。大学とは、わかったことを教える場ではなく、わからないことを一緒に学ぶ場です」
僕は、「わかった」と思うことは自分の成長を止めることだと考えている。
そのため、頭
いつか、この2人が世界を変える。僕が見込んだ才能たちを紹介。【佐渡島の部屋 #01】
現在、僕はマンガの新しい「つくり方」、マンガ家の新しい「あり方」を模索している。
雑誌で連載し、単行本を出すことだけが、マンガ家の全てじゃない。今の時代、作家だって、グッズをつくっていいし、イベントをやってもいいし、ファンクラブを持ってもいい。それぞれの個性に応じて、選択肢は無数に広がっている。
ただ、はじめに大切にすべきは「ファンにしっかりと届ける」ことだ。
マンガ家にとって一番いい形は、