佐渡島庸平(コルク代表)
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締め切りのうまい使い方
締め切りは、創作の女神と言われる。
そして、編集者の重要な仕事の一つとして、締め切りの管理というものがある。作家にどのように締め切りを伝えるか。それの工夫の仕方などを後輩の編集者には伝えていた。
しかし、僕は編集者として、作家の締め切りの管理をすることをやめた。
新人作家には、「僕が締め切りを覚えていて、リマインドしてもらえると思っていると、痛い目に遭うよ。リマインドしないよ」と伝えている。
鍛えるべきは美意識と観察力。 クリエーターとして表現を磨くための「マインドセット」とは?
編集者として新人マンガ家を担当する時に、必ずぶち当たる壁がある。それは、どうやって「表現力」を上達させるかだ。
どんなに面白いストーリーを考えられたとしても、表現力が乏しければ、物語の魅力は伝わらない。表現力を磨くために、何が大切なのか? 表現力が伸びる人と伸び悩む人の差とは何か? その答えをずっと考えてきた。
プロマンガ家を育成する『コルクラボマンガ専科』のカリキュラム作成にあたり、改めて様
編集者の仕事をアップグレードする!
この1年間で、僕の編集者観は一変した。
編集者としての振る舞い方も、全く変わった。
そして、今、着実に手応えを感じている。
20代の僕が、今の僕の働き方を見たら、絶対にカッコいいとは思わないだろう。それどころか、何もしていないと思うかもしれない。
何が起きたのか。
「判断=価値基準×入力情報」ということを、僕に教えてくれたのはチームビルディング研修をしている仲山進也さんだが、まさに、僕への入
僕たち、「恥」の意味も知らずに恥ずかしがっていました。 【恥からはじまる「感情」論考 #1】
怒り、喜び、悲しみ、誇り――。
私たちの行動や思考を、無意識のうちに支配する「感情」。
誰もが振り回される「感情」とは、そもそも何なのか?
編集者・研究者・マンガ家。
三者三様の視点から、感情の本質を探る!
連載第1回目のテーマは、「恥」。
恥の定義を話し合っているうちに、3人の恥ずかしい過去までもが明らかに!?
<書き手=秋山 美津子、カバーイラスト=羽賀翔一>
<登場人物紹介>
佐
「コピーライターが100個もコピーを書く意味って分かります?」 田中泰延さんと語る"響く文章を生む思考の型"。
編集者として「人を惹きつける文章」とは何かを常に考えている。
そんな僕が注目している書き手のひとりが、初の著作『読みたいことを、書けばいい。』が発売3ヵ月で16万部を突破した田中泰延さんだ。
電通のコピーライターとして24年勤務した田中さんは、「青年失業家」と名乗り、ウェブを中心にフリーランスのライターをしている。田中さんが担当する連載『田中泰延のエンタメ新党』『ひろのぶ雑記』は累計330万P