佐渡島庸平(コルク代表)
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「描ける感情」ではなく、「描きたい感情」から物語をつくる。
僕が最も心と時間を割いている『コルクインディーズ』の裏側を伝えていく連載。2回目となる今回は、コルクインディーズ所属のマンガ家・やじまけんじにまつわるエピソード。
やじま君は、ファッション通販の『フェリシモ』が運営しているWebメディアで、「猫のおふくちゃん」を連載している。
毎週金曜日に8コマの新作を公開するのだが、連載が初めてのやじま君にとっては大変な作業だ。短くても、このペースで作品を安
出版界に素人革命を起こしたい!
僕は編集者のプロだ。素人革命が起きると、プロの居場所がなくなる。そう考えて、素人革命が起こるのを遅らせたいと思う人たちがいる。その気持ちもわかる。
でも、僕は全く逆の考え方をしている。素人革命によって、知見が増えることで、プロはもっと進化できる。そして、プロの価値はもっと上がる。
インターネットによって、あらゆる分野で素人革命が進行している。Instagramでカメラマン、YouTubeで動画
悲しみとは何か。悲嘆を抱える人に、どう寄り添うべきなのか?
時代を超えて残り続けているものの一つに「宗教」がある。
現代を生きる僕たちにとって、宗教はあまり身近なものではないけれど、苦しいときに何かにすがりたくなったり、心の支えが欲しくなる気持ちは変わらない。
人はどのように「悲しみ」や「喪失」と共に生きてきたのだろうか。
コルクラボで、宗教学者であり、「グリーフケア(悲嘆ケア)」研究の第一人者である上智大学教授の島薗進さんと対談をした。
編集者と
自分の真価が問われる挑戦の裏側
僕が編集者として、noteやSNSで発信する時に大切にしているのが、「好きのおすそ分け」だ。
素晴らしいと感じたコンテンツやクリエーター。思考に影響を与えてくれた情報。そして、日々感じた気づき。自分が「いいな」「好きだな」「なるほど」と感じたものだけを共有するようにしている。
ただ、僕のnote記事の読者から、挑戦の裏側も共有してほしいとリクエストをもらうことが増えてきた。好きの感情だけではな