佐渡島庸平(コルク代表)
記事一覧
“友達でいる理由”を尋ねられる相手は何人いるか?
「なぜ、あなたは私と友達でいてくれるのか?」
このnoteを読んでくれている人で、こんな質問を誰かにぶつけた経験のある人は、どれくらいいるだろうか。
ぼく自身の話で言うと、つい先日、人生ではじめて経験した。それは数年前から参加している『EO(Entrepreneur’s Organization)』という起業家同士が学ぶ合うコミュニティがキッカケだ。
EOでは、自己認識を高めていくことを大切
生活リズムを揃えるが、協力関係を築く基盤
先日、妻が東京に出張する予定が入り、妻不在で3人の子どもたちと週末を過ごすことになった。
ぼくとしては、せっかくの機会なので、3人と楽しい週末を過ごしたいと考えていた。それで「みんなで、ここに出かけようよ」と誘っても、「疲れているから、出かけたくない」と言われ、なかなかうまく運ばない。
土曜は、長男は雀荘にひとりで出かけ、次男は家でダラダラし、ぼくは三男とバッティングセンターやプールに出かけた
エージェントにおける、これからの編集者の役割
ぼくの編集者観は、年を経るごとに変化を続けている。
以前のぼくは、ベテランマンガ家や編集部から学んだ知識や技術を、新人マンガ家に伝えることが編集者の役割だと考えてきた。だが、それだと学びとしては遅い。自分で課題に気づき、自ら調べるほうが圧倒的に成長は早い。
『ドラゴン桜2』で「教師は、教える人から、寄り添う人にならなくてはいけない」と主張しているが、編集者も全く同じだ。
ティーチングからファ
クリエイティビティとは、n次創作と身体性
「クリエイティビティ」とは何なのか?
編集者になり何度も自問したが、今の時代ほど、この問いが迫ってきたことはない。AIによって作品らしきものが簡単に生まれるようになってきた。
どうすれば、AIにとって代わられる作品ではなく、AIをうまく利用した作品を生み出していけるのか。
作品=作家性+技術
とすると、技術の部分がAIに置き換わっていくのだろう。
今までぼくたちは、技術の部分もクリエイティ