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生活リズムを揃えるが、協力関係を築く基盤

先日、妻が東京に出張する予定が入り、妻不在で3人の子どもたちと週末を過ごすことになった。

ぼくとしては、せっかくの機会なので、3人と楽しい週末を過ごしたいと考えていた。それで「みんなで、ここに出かけようよ」と誘っても、「疲れているから、出かけたくない」と言われ、なかなかうまく運ばない。

土曜は、長男は雀荘にひとりで出かけ、次男は家でダラダラし、ぼくは三男とバッティングセンターやプールに出かけた。日曜に至っては、全員揃って家でダラダラと過ごしていた。

せめて食事だけでも外食しようと思ったら、それも上手くいかない。「そろそろ出かける時間だから、みんなに声をかけてきて」と三男に声がけを依頼すると、その声がけがキッカケでケンカがはじまる。

結局、自分がやりたいと思っていたことは何ひとつ実現できなかった。その後、「どのタイミングで、どういう風に声がけをするべきだったのか」と、自分の振る舞いについて何度も考え直すほどだった。

その際、改めて感じたのは、家族全員の生活リズムを揃えるのは簡単ではないことだ。

みんなで朝食を食べて、昼飯を食べ、夜ご飯を食べる。この当たり前のように行われていることも、実はものすごく難しい。他にも、子どもたちを着替えさせたり、お風呂に入らせるのも、簡単なようで簡単ではない。

妻が不在になるだけで、子どもたちのリズムが崩れてしまう。長男に至っては、日曜はパジャマのままでベットから起きずにほぼ一日過ごしていた。そんな風に家族の生活リズムが合わなくなり、バラバラになってしまう。

いつもは妻が子どもたちに声がけをしてくれたり、子どもたちが動きやすくなるように様々な工夫をしてくれている。そのことへの感謝の念がものすごく芽生えた。

ぼくのnoteでは、他者と協力関係を築いていくために、大切だと思うことを色々と書いてきた。そのための一番の基盤となるのは、お互いのリズムを揃えることだと思う。なかなか意識できないが。

例えば、仕事とかでも、仕事の時間がみんなバラバラだったり、仕事のやり方やペースがバラバラだったりすると、チグハグな職場になってしまう。

みんなで同じ時間に仕事を始め、先輩が後輩に仕事のやり方を教え、ランチや晩飯を一緒に食べたりする。こういうスタイルは昭和風だと捉えられそうだが、チームのリズムを合わせるという意味では、すごく効率がいい。

現在は、働き方が多様化しているため、こうした働き方を採用するのは難しい。でも、そうした時代の中でも、お互いのリズムを認識したり、できる限り揃えていくことは、健全な職場をつくる上で重要な視点だと感じる。

今思うと、コルクを立ち上げた当初の頃は、ぼくのリズムにみんなが合わせようとしてくれていた。だが、会社の規模が十数人くらいになってくると、色々なリズムのメンバーが集まってくるので、そのやり方は通用しない。

コルクもリモートワーク中心にしたことで、社員それぞれのリズムがバラバラになってしまった感がある。オフィスに集まっていた時にやっていた色々な仕組みや制度が、実はみんなのリズムを揃える意味で重要なものだったことに今更ながら気づいた。

以前に『組織の生産性を高める、三角形の関係とは?』というnoteにも書いたが、コルクではリモートワークをここ数年は奨励してきたが、一部をリアルに戻してる。

コルクが掲げているミッションを実現するために、どういうリズムが望ましいのか。また、みんなのリズムを揃えるために、どういう仕組みや制度があるといいのか。子育てを通じて、そうした課題感を感じるようになった。

ただ、会社のみんなのリズムを揃えるより、我が家の子どもたちのリズムを揃えることのほうが難易度が圧倒的に高い。彼らは、こちらの都合など一ミリも考えてくれないからだ。ある種、子育ては、自分にとって経営者としての研修の場ともなっている。


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『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』などのマンガ・小説の編集者でありながら、ベンチャー起業の経営者でもあり、3人の息子の父親でもあるコルク代表・佐渡…

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