佐渡島庸平(コルク代表)
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中学受験をすると息子が言い出した!?
子育ての楽しさは、未来がわからないところにある。
子供がどんな大人になるのか。想像がつかないから面白い。ただ、同時にあまりにも何もわからないと、流石に不安になる。安定して欲しいという思いと、奔放でいて欲しいという思いの間を揺れ続ける。
だから、子育ては悩みが尽きないし、楽しい。
次男が不登校であることを先週のnoteで書いたが、長男も学校へ行ってない。
不登校の子供の多くは、学校へ行かねば
欲望に素直な息子を見て、思うこと。
福岡と東京の2拠点生活をはじめて、新しく生まれた習慣がある。
東京にいる時、ぼくは毎朝7時にモーニングコールを息子にかけている。
正確にいうと、妻にLINE電話をかけて、妻がスマホをもって、息子の部屋にいく。そこで、スピーカー越しに、「朝だぞ」「起きよう」といった言葉を息子に投げかける。
でも、息子は全然起きない。
それでも言葉をかけ続けるのだけど、かたくなにベットから起き上がらない。東京
"観察力"の鍛え方とは何か
いま、打ち合わせの合間の時間は、ほとんど全て本の執筆に費やしている。
これまで、ぼくは2冊の本を執筆した。
1冊目の『ぼくらの仮説が世界をつくる』では、編集者として大切にしてきた考えを言語化しながら、これから挑戦したい仮説を文章にまとめてみた。2冊目の『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE』では、コミュニティについての自分の理解を深めたいと思って、執筆に取り組んだ。
両方
成長の踊り場を、越えていくには?
自分の能力を大きく超えた挑戦をすると、人は不安になる。一方、能力が高いのに挑戦しないと退屈になる。
挑戦と能力のバランスが取れているとき、人は夢中になりやすい。夢中になっている人は、自ら工夫を重ね、成長が加速がする。夢中に取り組める課題を、ずっと自分で見つけ続けられると、もはや一流だ。
夢中になれる遊びを、いかに提案できるか?
ぼくが、新人マンガ家を育てるにあたり、意識していることだ。
マ
1番を目指すのではなく、基準値を上げる ── 『EN TEA』丸若裕俊さんが挑戦する、お茶の再構築
伝統工芸を新たな視点で再構築・プロデュースして発信してきた人がいる。「日本伝統文化の再生屋」とも呼ばれる丸若裕俊さんだ。
その丸若さんがこれまでの自身の経験を活かして、お茶を通して日本文化を伝えるため、2016年に茶葉ブランド『EN TEA』を立ち上げた。
お茶というと「茶道」を思い浮かべる人が多いと思うけれど、丸若さんのアプローチは少し違う。彼がやっているのは、ぼくたちの生活の中にあるお茶の