佐渡島庸平(コルク代表)
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第四章 勘違いのコミュニケーション
僕たちは生きている中で自分の言葉が相手に通じない経験をたくさんする。それはそこに「ズレ」があるからだ。しかし、ズレに気づきながらも、それを深堀りすることはほとんどない。僕はそのズレは、世の中をみる解像度が違うことで生じると思っていた。でもそうではなかった。
細谷さんの『具体と抽象』を読んで、通じなさを生むのは、解像度ではなく抽象度だと気づいた。
今回、細谷さんと対談を通して「ズレ」についての深堀
第三章 会話がもたらす孤独
僕たちは生きている中で自分の言葉が相手に通じない経験をたくさんする。それはそこに「ズレ」があるからだ。しかし、ズレに気づきながらも、それを深堀りすることはほとんどない。僕はそのズレは、世の中をみる解像度が違うことで生じると思っていた。でもそうではなかった。
細谷さんの『具体と抽象』を読んで、通じなさを生むのは、解像度ではなく抽象度だと気づいた。
今回、細谷さんと対談を通して「ズレ」についての深堀
第二章 自由度は抽象度
僕たちは生きている中で自分の言葉が相手に通じない経験をたくさんする。それはそこに「ズレ」があるからだ。しかし、ズレに気づきながらも、それを深堀りすることはほとんどない。僕はそのズレは、世の中をみる解像度が違うことで生じると思っていた。でもそうではなかった。
細谷さんの『具体と抽象』を読んで、通じなさを生むのは、解像度ではなく抽象度だと気づいた。
今回、細谷さんと対談を通して「ズレ」についての深
第一章 「言葉」という砂上の楼閣
僕の話を聞いてよくわかるという人と全くわからないという人がいる。同じ話をして、なぜそのような反応が起きるのか? 聞く人の知性の問題だろうか?僕の話し方の問題だろうか?
世の中を見る解像度が違う人とは話が通じにくい、と僕は考えていた。そんな時に、細谷さんの『具体と抽象』を読んで、僕は膝を打った。抽象度のズレが通じなさを生んでいる。
さらに運がいいことに、『具体と抽象』の担当編集者が、僕がこの本