佐渡島庸平(コルク代表)
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本屋さんだけが知っている、本当のお勧め本 【DJ編集者としての連載 #01】
僕は、編集者という仕事を時代に合う形にアップグレードしたいと思っている。
音楽は、機材のデジタル化に伴って、たくさんの人が気軽に曲を作れるようになった。そのことで、曲を作る人だけでなく、曲を紹介するDJの価値が高まった。ワインも同じだ。いいワインを素人が見抜くのは難しい。ソムリエの説明を聞くことで、安くて美味しいまだ無名のワインを見つけることができる。
ブログや今、まさに僕が文章を書いているn
自由な働き方はメンタル不調に陥りやすい? 産業医の大室先生と「健全な働き方」について話す。
★コルクラボのイベントレポートとなります。
(執筆:代 麻理子 / 写真・編集:井手 桂司)
現在、『自由な働き方』という言葉のもと、複業・兼業・テレワークなど、様々な働き方を受け入れる企業が増えています。
ただ、個人に働き方の裁量が増えた一方、新しい問題も発生しています。
ノートPCやスマホで四六時中仕事ができる環境になったことで、私たちは人類史上最も脳が疲れる生活を送っています。そこに人
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「異世界転生もの」は未来の生き方の予行練習だ。
作家は「炭鉱のカナリアである」とは、僕の大好きな作家・カート・ヴォネガットが言い出したことだ。カナリアが、炭鉱の空気が薄いことを他の動物より先に察知するのと同じように、時代の変化を察知するのが作家が早いということだ。
感情は、論理よりも先にやってくる。社会の変化を学者やビジネスマンが説明するよりも先に、作家は物語で描く。
社会の集団無意識は、「エモい」のような言葉として表出することもあるが、作
【ヒットを生み出すぞ! #01】 りさこのルール(つのだふむ著)
これから僕のnoteマガジンでは、SNS時代の新しいマンガ家を目指して、僕と一緒にやっている新人マンガ家達の作品を紹介していきたいと思う。
彼らの作品はまだ発展途上だが、マンガ家として日々成長する姿を近くで見ることができるのは、とても幸せなことだと感じている。そこで、この成長過程を僕のマガジンを購入いただいている方々とも共有したいと思ったのだ。
その第1弾として紹介するのが、2年前から一緒にや
「ヤバい」から「エモい」へ。言葉から浮かび上がる時代の変化
言葉は、集団の無意識が、現実に表出したものだ。ほとんどの流行り言葉は、水泡のようなもので、現れては消えていく。でも、一部の言葉は、社会がどのように変化しているのかを指し示してくれる。
数字の指標よりも、一つの言葉が雄弁に社会の変化を示唆することもある。
「ヤバい」も「エモい」も、僕は好きな言葉ではない。書き言葉では基本、使わないし、「エモい」は自分で言うこともほとんどない。
でも、コルクラボ
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性格を変えるのが難しくない時代がやってきた
『キズナアイ』というVチューバーを、知っているだろうか。
現在、Youtubeのチャンネル登録者数は250万人規模。リアルなコンサートを実施したり、最近ではCMに出演するなど、リアルなアイドル以上の人気を集めるアイドルだ。
キズナアイをはじめ、様々なバーチャルタレントのプロデュースや、マネジメントをしている会社が、Activ8だ。そこに、昨年『ドラゴン桜』の桜木先生のマネジメントを依頼。
桜