佐渡島庸平(コルク代表)
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いよいよ始まった、『宇宙兄弟』の山王戦
担当作家の才能に惚れ込み、世に届けたいと思うことが編集者の原動力になる。
小山宙哉の才能を、多くの人たちに知ってもらいたい。
小山宙哉と出会った時からその気持ちは変わらないが、『宇宙兄弟』が15周年迎え、43巻が発売された今、その想いはより強まってきている。
『宇宙兄弟』を読んでる多くの人は、小山宙哉の才能のすごさはもう十分すぎるほど知ってると思うかもしれない。でも、その奥深さをまだ知らない
アサーションを学ぶと、「さらけだす」が上手くいく
コルクでは行動指針のひとつに「さらけだす」を掲げていて、この「さらけだす」という考え方について、ぼくのnoteでは何度も触れてきた。
なぜかというと、「さらけだす」は誤解を受けやすいからだ。
自分の恥ずかしいことや、他人に知られたら嫌なことを、思い切ってオープンにしていく。それが「さらけだす」だと受け止められることが多い。
勇気を持って話したくないことを話したら、周りがひいてしまって、傷つい
自分のものさしがあると、自然と「やりすぎる」
コルクでは行動指針のひとつに「やりすぎる」を掲げている。
以前に投稿した『若いうちは、量をこなすべきは本当か?』というnoteにも書いたが、この「やりすぎる」という言葉への解像度が上がってきている。
行動指針は、ぼく自身が体現できているわけではない。ぼく自身も、その言葉を何度も考え続け、更新していくものだと思ってる。
昔のぼくは「量」がまず重要だと考えていた。
多くの仕事をこなして経験を積ん
矢印を自分に向けないと、「さらけだす」は生まれない
コルクでは行動指針のひとつに「さらけだす」を掲げている。
価値観の違うもの同士が協力しあい、居心地のいいチームを築くためには、お互いの「前提となるもの」をさらけだしていくしかない。
例えば、仕事の打ち合わせなどで、みんなが「わかる、わかる」と言い合う様子は、傍目にはとてもチームワークがよく、互いに共感しあっているように見える。だけど、会話の内容を細かく聞いてみると、言葉が全然揃ってなくて、真逆