佐渡島庸平(コルク代表)
コルク代表・佐渡島のnoteアカウントです。noteマガジン『コルク佐渡島の好きのおすそ分け』、noteサークル『コルク佐渡島の文学を語ろう』をやってます。編集者・経営者として感じる日々の気づきや、文学作品の味わい方などを記事にしています。
記事一覧
物語は現実を変えれるのか?
『宇宙兄弟』の中で、ALSの新薬開発につながる発見をせりかがするシーンがある。そのシーンを描き始める前に、小山さんから相談をうけた。
「現実には難病のままで、新薬開発の目処がたっていないのに、マンガの中で解決してしまったら、患者の人は無責任なことを描かないでほしい、自分たちの病気の大変さをわかっていないと思うのではないか」という趣旨だった。
それに対して僕は「『ドラえもん』を読んでロボッ
目を見て挨拶をして、一緒に食事をする
どうやったら、人と協力し合えるのか?
「困ってたら声をかけてね。手伝うよ」そんな風に声掛けをするのは、協力する姿勢だろうか?
チームってどんな状態なのか?
マンガでは、チームの活躍をよく見かける。『スラムダンク』も、桜木と流川が、チームメイトとなり協力し合う姿に感動する。『ジャイアントキリング』も、『宇宙兄弟』もチームの話だ。身の回りには、チームがたくさんある。だから、チームのこ
「自分の言葉」で話すのが、作家の始まり
新人作家を育てるのはすごく時間がかかる。とにかく待つことが必要だ。
他人の言葉を借りて話すことをやめるように促し、自分の言葉で話すようになってから、やっと作家としての成長が始まる。そのスタートラインに立つところまでどう連れていくのかが、編集者の仕事だ。
どれだけ必死に、自分の本心を話したつもりになっても「自分の言葉で話して。本当に思ってることは違うでしょ。」と言われ続けたら、あなたはどの