佐渡島庸平(コルク代表)
コルク代表・佐渡島のnoteアカウントです。noteマガジン『コルク佐渡島の好きのおすそ分け』、noteサークル『コルク佐渡島の文学を語ろう』をやってます。編集者・経営者として感じる日々の気づきや、文学作品の味わい方などを記事にしています。
記事一覧
「メディアと市場のAIDA(あいだ)」とは何か?
昨年10月から、松岡正剛さんが主催する私塾に参加している。
以前、「具体と抽象を行き来する鍵、”AIDA(あいだ)”」というnoteに詳しく書いたが、編集者として20年近く働くなかで、「編集とは何か?」を改めて学び直したいと思ったからだ。
この塾の名前は『AIDA(あいだ)』。
この「AIDA(あいだ)」という概念について考えたことが今までなかったが、まさに僕が知りたいと思っていた、抽象と具
メタバース時代、“分人化”はどこまで進むのか?
メタバースが発展していくなかで、人間のアイデンティティーはどう変わっていくのか?
先日、この「問い」について考えさせられる出来事があった。
それは、ドラゴン桜の三田さんに、ぼくのYoutubeにゲストとして出演してもらった時のこと。三田さんの前でYoutubeのMCとして振る舞うことが、異様に恥ずかしくて、ものすごく照れてしまった。
ぼくは三田さんに育ててもらった編集者だ。新入社員の頃から、
「言葉のズレ」の自覚が、共感のはじまり
利害関係を超えた関係を築けている人は、世の中にどれくらいいるのか。
『WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE.』という本にも書いたけど、ぼくは幼少期から「孤独」を感じていた。それは、周りに人がいなかったからではない。遊ぶ仲間はたくさんいて、会話は溢れていた。
では、何に孤独を感じていたのか。
それは「言葉」が通じ合っていないという感覚だ。
ぼくは、お互いの解釈が明らかに違って