佐渡島庸平(コルク代表)
コルク代表・佐渡島のnoteアカウントです。noteマガジン『コルク佐渡島の好きのおすそ分け』、noteサークル『コルク佐渡島の文学を語ろう』をやってます。編集者・経営者として感じる日々の気づきや、文学作品の味わい方などを記事にしています。
記事一覧
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あの情熱はどこへいったのか?『ライト マイ ファイア』
伊東潤の新作『ライト マイ ファイア』が毎日新聞出版から発売された。
コルクがどのように関わり、出版社の編集者がどのように関わったのか、を説明するとエージェントと編集者の違いが明らかになるかもしれない。
出版社の担当編集者は、平野さんの『マチネの終わりに』と同じ人で、気心のしれた人だった。とにかく熱意のある人で『ライト マイ ファイア』を面白くするために、すごい量のアドバイスを伊東さんにくれて
編集者の武器は言葉しかない(『読書という荒野』)
見城徹と僕は似ているだろうか?
多くの人は「編集者というところ以外は似ていないよ」と答えるのではないか。箕輪さんと僕の方が似ていると思う人の方が多いかもしれない。
でも僕は、見城さんの本を読みながら、これはまるで自分が書いた文章のようだと感じた。産まれる時代がずれていたら、見城徹に嫉妬していただろう。心の奥底が似ている。
箕輪さんと僕は、行動で似ているところがあっても、心の奥底は似て
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見えない檻を突き破れ
「動物園の動物は檻に囲われているから自由じゃないと僕たちは思ってる。
でも猿たちは自分たちが自由じゃないと思っているかな?
そもそも自由という概念がなくて檻に気付いてないのかもしれない。
檻の中の動物が自由じゃないと同情するのは人間のお節介だよ。動物と自分たちを比較して自分たちは自由だと思っている。
どこにでも行けて、好きなものを食べられる。見たいものを見れて、言いたいことを言える。
何