佐渡島庸平(コルク代表)
コルク代表・佐渡島のnoteアカウントです。noteマガジン『コルク佐渡島の好きのおすそ分け』、noteサークル『コルク佐渡島の文学を語ろう』をやってます。編集者・経営者として感じる日々の気づきや、文学作品の味わい方などを記事にしています。
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神様とは何かをマンガで問う『アイ』
この作品の一番の魅力は、レビューができない、ということだ。
あらすじを言おうにも、うまく言えない。無理矢理、書いてみてもこんな感じだ。
不思議な能力を持ち、神様を見ることができるイサオ。イサオに興味を持った雅彦は、少しでもイサオが感じている世界を理解し、神様に近づこうと、自ら目をつぶし失明する。イサオと雅彦が、見た神様とは?
このあらすじで、面白さを伝えられた気がしない。でも、この『アイ』と
小林まことの旬は今だ!!! 『瞼の母』
人の才能がもっとも輝くのはいつか?
若い時だろうか? 若い時は、確かにエネルギーと勢いはある。でも、技術はまだない。歳をとってくると、技術はある。でも、若い時のようなエネルギーと勢いはなくなってしまう。勢いと技術、そのバランスがもっともよくなった時に、作家は一番輝いている。
劇画・長谷川伸シリーズは、1巻ごとに完結する形式で描かれ、合計4作品出た。1年1作よりもちょっと遅いペースで描かれた。僕