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正解ではなく、「課題に気づく機会」を作りたい

僕が最も心と時間を割いている『コルクインディーズ』の裏側を伝えていく連載。3回目となる今回は、コルクインディーズ所属の新人マンガ家・ホリプーにまつわるエピソードを紹介。

現在、ホリプーは平野啓一郎の小説『マチネの終わりに』の漫画版を描いていて、11月2日に上巻の単行本を発売する予定だ。また、単行本に先行して「ebook japan」で、連載を開始し、特設サイトもできた。

ホリプーは、『ガリガリ君』で有名な赤城乳業でデザイナーとして活躍する傍ら、マンガを描き始めた複業マンガ家だ。

僕がホリプーを知ったのはInstagramでの彼の投稿だった。はじめて見た瞬間、世界観を作れるクリエーターだと思った。

また、彼が描いた読み切りマンガ『上下線のふたり』を読み、この絵と世界観を描けるマンガ家なら、これからすごく成長するだろうと感じた。

まさにこちらから連絡をしようと思った時に、ホリプーから連絡がきた。あまりにもタイミングがぴったりで、僕は勝手に盛り上がった。一緒にやっていこうと話し合う中で、マンガ家として成長するためにまずは『マチネの終わりに』のマンガ版に挑戦することを決めた。

なぜオリジナル作品ではなく、『マチネの終わりに』なのか。

その理由は……


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正解ではなく、「課題に気づく機会」を作りたい

佐渡島庸平/コルク代表

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佐渡島庸平/コルク代表

2002年に講談社に入社し、週刊モーニング編集部に所属。『バガボンド』(井上雄彦)、『ドラゴン桜』(三田紀房)、『働きマン』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)などの編集を担当する。2012年に講談社を退社し、作家のエージェント会社、コルクを設立。

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