
【ヒットを生み出すぞ! #03】 『漫画 マチネの終わりに』 (原作:平野啓一郎 、 漫画:ホリプー)
SNS時代の新しいマンガ家を目指し、僕と一緒にやっている新人マンガ家達が制作中の作品を紹介する『ヒットを生み出すぞ!』シリーズの第3回。
・第1回:りさこのルール(つのだふむ著)
・第2回:コッペくん (やじまけんじ著)
今回紹介する作品は、僕が編集担当している小説家・平野啓一郎さんの小説『マチネの終わり』の漫画版だ。
この漫画『マチネの終わりに』は、僕と一緒にやっている新人漫画家のホリプーさんが現在制作を進めている。
グラデーションがあると立体感で出るし、エモさが増すけど、工数がかかるので、表紙とか扉絵とか、とっておきのシーンかな。。
— ホリプー|アイスマンガ家 (@horipu) June 7, 2019
それにしてもこの角度の女の子描くの好きだな。 pic.twitter.com/e7GJubdQ03
ホリプーさんの描く絵は、とても空気感がいい。そして、彼の作品『上下線のふたり』を読み、この絵と世界観を描ける漫画家なら、これからすごく成長するだろうと感じた。
《上下線のふたり 第一話》
昨年、僕からホリプーさんに声をかけ、「恋愛漫画といえばホリプー」と言われる状態を目指し、一緒にやっていくことになった。
そして、第一弾として、何を題材に恋愛を描くかを考えるなかで、『マチネの終わりに』の漫画化に挑戦するのが一番いいのではないかという結論に辿りついた。
『マチネの終わりに』は恋愛を描いた作品としてトップクラスの物語だし、それをホリプーさんがどのように漫画で表現するのかを、僕自身も見てみたいと思った。
それから約一年間の準備をしてきて、ようやく僕もホリプーもお互いに納得ができ、平野さんからのOKももらえた下書きが仕上がった。
今年の11月に映画の公開も控えているので、公開に間に合うように漫画版も世に出そうと、現在、急ピッチで制作を進めている。
とはいえ、まだまだ下書き段階で、直せる部分ばかり。
そこで、今回公開する下書きを読んでもらい、是非、率直な感想をもらえると嬉しいです。漫画版『マチネの終わりに』が良い作品になるように、これからの製作に活かしていきたいと思います。
★ noteのコメント欄に感想を書き込むか、Twitterで「#漫画版マチネ」というハッシュタグをつけて感想を教えていただけると嬉しいです!
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