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「思考停止」を促す言葉を使わない

思考は、言葉でできている。だから、思考を深めるためにできることは、一つだけ。言葉を精査することだ。

単語になっている時点で、大雑把な概念だと思った方がいい。その単語を、定義し、補足することが、そのまま思考に繋がる。

意識せずに使うと、思考停止を促す言葉がある。

『ドラゴン桜2』で、桜木は「頑張る」という言葉を口にすることを禁じる。

「頑張る」や「全力を尽くします」といった言葉は、会話に登場しがちだが、思考を停止させる。

これらの言葉が、具体性とともに使われれば問題ない。しかし、大抵は具体性に欠け、思考が浅いことを、言葉の勢いで誤魔化そうとしているに過ぎない。

先日、社内で話していて、「難しい」という言葉も思考停止をさせる単語だと気づいた。

「難しい」という単語は、理由が外部にあり、自分は関係ないというニュアンスが、入り込んでいるように感じる。

「メンバーのモチベーションをあげるのが難しい」という形で使ったとする。この言葉遣いには、メンバーに問題があって、簡単に解決できないというニュアンスが入り込む。このような発言をしている時は、問題点が明確になっていなくて、解決まで程遠い状態だ。

「難しい」という言葉を使ってしまうと、責任を放棄してしまい、自分の中にある原因に目を向けることができなくなるのではないか?

行動を変えれるのは、常に自分だけ。難しいと感じる理由を自分の中に探し始めると言葉遣いも変わる。

「メンバーのモチベーションをあげるのが難しい」ではなく、「メンバーのモチベーションをあげるのに自分が実力不足」と言う人は、その実力不足をカバーするために行動がは始まっていそうだ。

自分の実力不足に直面できていない時に、「難しい」という言葉を使うのかもしれない。

「まじ」「やばい」「めんどくさい」はすごく使いやすい言葉だが、人によって使い方に幅がありすぎて、ミスコミュニケーションをうむ。そのため「コミュニケーション阻害語」と呼ばれているらしい。

同じように、思考を深めるのを阻害する言葉がある。それらを無意識に使うのをいかに減らしていくのか。その習慣が思考の質を変えると僕は考えている。


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コルク代表・佐渡島のnoteアカウントです。noteマガジン『コルク佐渡島の好きのおすそ分け』、noteサークル『コルク佐渡島の文学を語ろう』をやってます。編集者・経営者として感じる日々の気づきや、文学作品の味わい方などを記事にしています。