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『ドラゴン桜2』の連載始めます!!

 僕の頭の中に小人がたくさんいる。

 そして、その小人は、みんなすごく小さいことを担っている。例えば「aから始まる英単語を覚える」だけを担っている。英単語なら、完璧になる自信はないけど、それならできる。すると、横にいる小人も思う。aからができるならbからもできる。そんな風に自信が伝染していき、英単語ができるようになる。

 これは、『ドラゴン桜」の中で、紹介した自信の付け方だ。取材の中で知り、僕自身も日常的に行うようになった。

 起業する時、マネージメント経験もなく、ビジネスの立ち上げ経験もなかったから、すごく不安だった。でも、頭の中で小人をたくさん思い浮かべた。そうしたら、ある小人が「編集の仕方を全く知らなかったけど、周りに相談したらできるようになった。起業も同じだよ」と周りに話しかけてくれた。それで僕の心は静まって、挑戦しようと思えた。

 『ドラゴン桜』は、僕に物語の作り方だけでなく、人生哲学を教えてくれた。本から読むのとは違って、編集しながら、言葉を噛み締めていくことで、作中の様々な言葉が自分ごとになり、僕が人として成長するきっかけになった。

 なぜ、今『ドラゴン桜2』なのか? 『インベスターZ」が終わり、三田さんと打ち合わせをしていたら、2020年の教育改革の話題になった。入試制度が、センターが導入された時並みに大きく変わる。でも、多くの人がどう変わるのか、どう対策すればいいのかわからない。だったら、桜木に再度登場してもらって、どう対策すればいいかを教えてもらおうという話になった。

 15年以上が経ち、社会も大きく変化した。取材を少し始めると、新しい学び方についての面白い話がたくさんある。もはや、時代の変化が早すぎて、知識では課題解決できない。身につけなくてはいけないのが、知識から、学び方そのものになっている。

 『ドラゴン桜2』は、「学び方を学ぶ」物語になる。僕自身が、学び方をアップデートして、これからの時代を生き抜くことができる編集者になろうとおもう。

 『ドラゴン桜』の時は、取材時のこぼれ話を『ドラゴン・イングリッシュ』という問題集にしたり、『16歳の教科書』という新書にもして、それらもベストセラーになった。今回は、その代わりにする。『ドラゴン桜2』が読めるだけでなく、取材時に聞いた詳細をいち早く伝える。学び方が学べるだけなく、2020年の教育改革がどのようになるかもわかる。メルマガを同時連載する。今までなかったのが不思議だが、メルマガによる同時連載は、地味に業界初だ。タイムバンクで漫画に出れる権利を売買できるという画期的な仕組みも導入している。作品の内容を充実させているだけでなく、様々な仕掛けも準備している。中国では、来年やっと『ドラゴン桜』のドラマが作られる。

 今の時代にあった学び方さえ身につければ、日本はまだまだ元気になれる。『ドラゴン桜2』をヒットさせて、社会全体に再度、教育熱を起こしたい。

『モーニング』に桜木が戻ってくるのは来年の1月25日。楽しみにしていてほしい。

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