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コルク佐渡島の『好きのおすそわけ』

『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』などのマンガ・小説の編集者でありながら、ベンチャー起業の経営者でもあり、3人の息子の父親でもあるコルク代表・佐渡島庸平の思考を「おすそ分け」していくマガ… もっと読む
表では書きづらい個人的な話を含め、日々の日記、僕が取り組んでいるマンガや小説の編集の裏側、気になる… もっと詳しく
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運営しているクリエイター

#コミュニティを考える

自分を変えれるのは、自分だけだ

自分を変えれるのは、自分だけだ。 環境が人を作るという。しかし、その環境を自分のために用…

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作家の進化

 平野啓一郎の『ある男』が、9月28日、発売になる。 『マチネの終わりに』の発売から、約…

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絵の具が変えた世界

 僕は、今、コンテンツが大きく変化する時代だと感じている。それで先日、著作権の専門家と…

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具体→抽象→具体で生まれる物語

今までの編集者の仕事は、作家が物語という「言語コンテンツ」を作るのをサポートすることであ…

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和を以て貴しと為す

僕は、自分の心を知ることにすごく興味がある。 だから、自分のことを把握している人に会うと…

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「コミュニティと作る」と「コミュニティになじむ」

僕は、4回、転校している。 幼稚園、小学校、中学1年、中学3年の4回。どれも親の仕事の関係で…

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本を閉じてから始まる物語

先日、ニュースピックスから、文学作品の選書をしてほしいと言われた。 取材相手が期待しているのは、リーダーシップが学べたり、仕事をする気が湧くような作品だった。 しかし、僕の中で、天邪鬼な気持ちが湧いた。そのようなものを、僕は文学作品だとは思っていない。わかりやすくて、手っ取り早く読めるストーリー性の高いものではなく、読むのに時間がかかり、意味がわかりにくいものを選書することにした。 文学作品は、栄養剤でもなければ、薬でもない。何か効用を求めて、読むものではない。短い言葉

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全体を全体のまま理解する。そして、全体を理解するための日記について。

社会をみて、どのような仕組みで動いているのか、全体的に理解できる人はほとんどいない。だか…

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20秒で結果を出す

『レアルマドリードの流儀』という本の書評を「ナンバー」より依頼された。 レアルはファンコ…

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あの情熱はどこへいったのか?『ライト マイ ファイア』

伊東潤の新作『ライト マイ ファイア』が毎日新聞出版から発売された。 コルクがどのように…

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編集者の武器は言葉しかない(『読書という荒野』)

 見城徹と僕は似ているだろうか?  多くの人は「編集者というところ以外は似ていないよ」と…

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見えない檻を突き破れ

「動物園の動物は檻に囲われているから自由じゃないと僕たちは思ってる。 でも猿たちは自分た…

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研究者のためのエンジェル投資家になる(せりか基金2年目)

 エンジェル投資家とは、どんな人たちか知っているだろうか? 僕も、コルクを創業しなければ…

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小説が、今の時代にできること(平野啓一郎の新作をめぐって)

 変化に合わせて、自分のやっていることの意味の問い直し(アップデート)が迫られている時代だ。  「本の出版がやりたいことか?」と問いかけ、「物語を世に届けること」だと気づいた。それで、僕は仕事をアップデートするために、クリエーターのエージェント業を始めた。現代アーティストやミュージシャンとは契約しないのか、とよく質問されるのだけど、物語を生み出せるということに重点を置いている。  平野啓一郎も、小説家という自分の職業に対して、自問自答を繰り返している。この前、こんなツイー

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