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コルク佐渡島の『好きのおすそわけ』

『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』などのマンガ・小説の編集者でありながら、ベンチャー起業の経営者でもあり、3人の息子の父親でもあるコルク代表・佐渡島庸平の思考を「おすそ分け」していくマガ… もっと読む
表では書きづらい個人的な話を含め、日々の日記、僕が取り組んでいるマンガや小説の編集の裏側、気になる… もっと詳しく
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#日記

アサーションを学ぶと、「さらけだす」が上手くいく

コルクでは行動指針のひとつに「さらけだす」を掲げていて、この「さらけだす」という考え方に…

自分のものさしがあると、自然と「やりすぎる」

コルクでは行動指針のひとつに「やりすぎる」を掲げている。 以前に投稿した『若いうちは、量…

矢印を自分に向けないと、「さらけだす」は生まれない

コルクでは行動指針のひとつに「さらけだす」を掲げている。 価値観の違うもの同士が協力しあ…

スラムダンクから教わった、物語を現実に変える力

先週からバスケのW杯が開幕した。 今回のW杯に関するメディアの扱いやSNSでの盛り上がりを見…

胸が締めつけられる、作家同士の友情 (『三島由紀夫論』について)

人と人とは、わかりあうことなんてできない。 それでも、わかりあいたいともがく。 ぼくが心…

“経営の奥深さ”を、11期目で改めて実感

コルクは8月が決算月で、今月をもってコルクの11期目が終わる。 決算の内容を見返したり、来…

互助が生まれるコミュニティの原風景

コルクのバリューの一つが「さらけだす」だ。 さらけだすは、自分のプライベートや秘密を話すということではない。自分の大切にしている価値観を仲間に共有しておくということだ。 チームで働く時、何を伝えておくと細やかなサポートがしあえるのか、設計しきることができない。だから、雑談などで日常的にいろんなことを話しておくことが実は仕事のために大切だと思ってる。 ぼくは親戚付き合いを大切にしている。 そんなに大切にしているという意識はなかったが、年間でスケジュールをかなり優先的にと

クリエイターにとって、最後の作品とは?

宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』を観てきた。 宮崎駿監督といえば、引退宣言を何度もし…

行き過ぎた自責思考から脱却するには?

「他責思考」ではなく、「自責思考」で物事と向き合う人が成長しやすいと、一般的には言われて…

改革現場で感じた、言語化し共有する価値

どうやったら「学びたい」「もっと突き詰めたい」という気持ちを自然と育むことができるか。 …

“表現の学校”における、自分と向き合う大切さ

『コルクラボマンガ専科』の第8期が始まる。マンガとは簡潔に言うと、「コマ割りを使って、感…

イタリアで感じた、アーカイブに触れる価値

先週、イタリアに1週間の出張をしてきた。 福岡の糸島で活動している雲孫財団の活動の一環と…

自己否定の成長から、自己肯定による成熟へ

「このままでいいのか?」「今のままでは不十分だ」と、自分で自分にダメ出しを行い、成長して…

こだわりの先にある“居心地の良さ”

ぼくの名前は「庸平」だ。 この名前は四書五経の「中庸」から取られており、極端ではなく、バランスをとり、調和をはかっていくことを願って名付けられた。「平」は、佐渡島家の男性の名前についていて、こちらもバランスを意味する。 だから、ぼくの名前は、二重にバランスをとることを願っていることになる。挑戦をしないような、日和見的な名前だと感じていて、ずっとそんなに気に入っていなかった。 しかし、ちょうどいいバランスを探すという行為は、編集行為にも似ている。歳をとるにつれて、これがす